日本を元気にする仕事。地域の活性に尽力しています!
少しの間、記事UPが滞ってました><
忙しかった…は言い訳ですね。
この1年、様々なエリアからお声掛けをいただき、
地域情報を使ったコミュニケーションエンジニアリング、
同時に、プロモーションエンジニアリングについて、講演~システム構築まで、
お仕事させていただきました。
地元京都嵐山を皮切りに、京都府下の温泉エリアや、京都市内のシティホテル、
神戸は有馬温泉などなど、
その地域地域の「ならでは!」を地元の方々と一緒に見つけ、棚卸し、
そして、視点・観点を変えて見直してみる。。。
出てくる!出てくる!!新たな発見☆
我々はその”素材”を「見つけ、加工し、磨いて、知らしめていく」お手伝いをしております!
このたび、これまでの経験を買っていただき、
京都府庁にて「広報センター/マーケティングプロデューサー」として、
あの「おしい広島県」をプロデュースした㈱CAPかしのたかひと氏と協働し、
受託事業を行うことになりました。
行政マンの緻密なスキルと、民間の知恵が融合することで、
新しい「京都府の発信」を創っていければ!と思い、尽力したいと思います。
これまでも、
国土交通省、滋賀県、沖縄県などで観光審議委員的なお仕事をさせてきていただいておりました。
が、いずれも前職(サラリーマン)時代のコト。
そうなるとなかなか難しいのが、
最適な課題解決策を正直提示できない事があったように思います。
観光関連の問題点の多くは、
「消費者が知らない」ということです。
これを解決するためには、
「伝えることを決め」「伝わるように伝える」と、まったくもって当たり前の方程式となります。
そうした場合、
最終的には消費者への出口となる「どんなメディアを選ぶか?」というメディア選択のみが、
仕事になりがちです。
そういったことも大きな要因ではありますが、
その前に、観光地として受け入れるにあたり、
「いかに消費者を迎えるか」がとても重要な問題となります。
一方で、
「この会社のこのメディアと付き合っておけば問題なし」という時代でもありません。
昔とは違って、
「マスメディア」というモノ自体、その存在が危うく、
人を取り巻く情報の9割以上はストックされずに通過していく=スルーされると言われています。
同じ情報でも、
タイミングを見計らって、メディアに適合する情報加工が必要であるという事になります。
今後は、
販売先の海外シェアが高まっていったり、熟年比率が高まっていったり、
若年層を見捨てることも出来ず・・・といったように、
戦略・戦術を細やかに設計していくことが大切です。
先日、電通+JTBが観光ディレクターを養成する学校の設立を発表していました。
とても目の付け所がイイと思います。
確かに、地域地域にリーダーは必要だし、
地域の資源をコントロールしていく”目利き”こそが生命線であるのは確かです。
ただ、
本当に”教えられて身につくのか?”という疑問もあります。
マーケティング技術、法律、経済、リーダーシップ、コミュニケーション、観光知識・・・・・・
複合的に学び、分かるまでにはとてつもない道のりがあるようにも思えます。。。
そんなことからも、
これからの観光は”インテグレーション”でなければならない!
いや、
おそらくどんなビジネス領域も「領域統合型ソリューション」でもって、
進化していくのだろうと思います。
要するに、
問題を解決する万能システム(商品)などなく、
「餅は餅屋」的に解決できるプロを、案件毎にアサインできるかどうかです。
スピーカーはJBL、アンプはmaranz、プレイヤーはSONYみたく・・・
誰でも買うことのできる商品(既製品)というのは、
やはりオーダーメイドとは違うということです。
しかも、通常はレディメイドはオーダーメイドよりも安くなくてはいけないハズなんですがね(苦笑)。
じゃらん編集長時代には47都道府県すべてを訪れ、観光地を見て回る機会に恵まれました。
国および地方行政のお仕事を少し覗かせていただく機会に恵まれ、
その凄さとジレンマを垣間見させていただきました。
特定の商品を売るミッションの無い今、
そのエリアごと、団体ごと、役所ごとにある問題点を解決する手法が限られない自由度に、
課題解決到達度の自信が増しました。
時には古巣じゃらんと、いや楽天と、いやJTBと・・・
時にはテレビで、いや新聞チラシで、いやネットクチコミで・・・
などなど、
観光も「ネットワークインテグレーション」的な考え方をしないといけない時代ですね。
おかげさまで、
じゃらん時代のOB繋がりや、
行政ネットワークも広がり、ソリューションの手法も多く持つことが出来た今、
「看板だけを持っていた自分」を卒業して、
ようやく本当の意味で、地元の人と一緒に問題を解決するスキルが出来たな!と思えます。
引き続き、切磋琢磨、日々精進しながら
「ニッポンを元気に!」していきたいなと思います。